船堀橋は、荒川・中川に架かる全長170mのゲルバー形式の箱桁で、PCBを含む有害物質を完全に除去して塗替える工事でした。
現場は、周辺に首都高ICやボートレース場もある住宅地であり、河川敷は地域住民の利用も多いため、有害物質が外部に漏れない
ように全面足場としました。
また、今回は当社を含め4社の建設共同企業体の施工でした。弊社が得意とする塗装塗替え工事(約12,000㎡)以外に、断面修復工(ひび割れ補修)、沓座部モルタル補修工、ボルト取替工、伸縮装置補修工と工種が多岐に渡るため、工程管理はもちろん、品質や安全管理においても多くの学びがありましたが、建設共同企業体と施工会社の協力のもと無事故でやり遂げられた事は、鉄構支店の大きな自信となりました。今後の施工に役立ていきたいです。