安全と技術への挑戦|株式会社J-BISメンテナンス

安全と技術への挑戦

技術を高めることが安全につながり、そしてお客さまの安心・信頼につながる

Technic

私たちは、お客さまに喜ばれ、
信頼される「技術企業」として総合力を発揮し、
社会の安全と安心を支えます。

あらゆるクライアントからの要請や
ニーズに的確に対応します。

より安全に工事を行うため、当事者意識、危機意識、問題意識の三つの意識を研ぎ続け、徹底して安全を追求し、全員が安全のプロとなることを目指しています。
塗装、補修、足場関係の技術企業と提携協力して最新の技術の修得、研究及び開発を通じて、お客さまからのニーズに的確に対応します。工事に携わっているスタッフ、作業員の安全に関する意識改革やモラルアップ等による品質向上を図るため、研究発表会、講習会を設けています。私たちは、継続、徹底した安全、技術力の向上に努め、受け継いできた技術と信頼を、さらにこの先へ繋げていきます。

安全の追求

安全な施工実施に向けて常に工夫を凝らし、事故防止対策を進化させています。

事故防止対策

LEDテープライト

夜間作業時のLEDライトによる
快適な照度の確保

色分けした親綱の設置

使用親綱(安全設備)の区分により、
墜落事故防⽌を強化

クロス安全診断

他部署を交えた相互安全診断による、
気づきや発見

安全体感訓練

安全意識を⾼めるための安全体感訓練

VRによる安全体感訓練

橋りょう足場における危険体験トレーニング

橋りょう足場を再現した臨場感のあるVRシステムを開発(監修)しました。実際の橋りょう塗装現場を精緻に再現し、起こりがちな労働災害パターンから3種類のシナリオを収録しました。高所作業における危機意識の向上を図るとともに、安全器具使用の重要性を学ぶ訓練として社員及び協力会社の従事員に対して実施しています。

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足場資材の開発

FRPコンポーズパイプ

軽量で電気絶縁性・電波透過性に優れたFRPパイプは、当社が宇部エクシモ(株)と共同で開発したもので、1993年以来、鉄道橋りょうや送電鉄塔など、多くの塗替塗装現場で⾜場材として⽤いています。
FRPパイプを⽤いた⾜場構造は、一般社団法人仮設工業会から、「FRPパイプを⽤いた⾜場」および「FRPパイプを用いた吊り棚足場」として承認を得ており、各種の強度試験等によりFRPパイプ⾜場の安全性が確認されています。また、電波への影響が無いことから電波塔の補修⼯事など、今後の多分野での活⽤が期待されます。

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絶縁吊りロープ

絶縁吊りロープは、絶縁性を持ち高強度を有するポリアリレート繊維を用いた足場用吊りロープで、感電事故や軌道短絡の恐れのある場所などに適しています。製品仕上がり長さは、0.8m~5mまでの標準長さが用意されており、ストレートタック部で現場に合わせた長さ調整が可能です。

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足場の安全性確保

FRP足場実物大載荷試験

仮設足場は、永久構造物ではありませんが作業員の命を支える重要な構造物です。足場の設計にあたっては、最新の関係法令や公的機関の規定等を適用する他、新たに開発したFRP足場材について、各種の強度試験等の結果に基づき強度基準を定めると共に外部機関に依頼して実物大の載荷試験を実施するなどにより、設計方法の安全性を確認しています。

曲げ強度試験
せん断強度試験
実物大足載荷試験

安全な足場仮設工法の開発

橋梁の塗替塗装用の足場には、橋梁本体から足場の作業床を吊った吊り足場が良く使われます。吊り足場は、一般的にFRPパイプや単管などのパイプ材をチェーンで吊り、足場板を敷設するという作業を空中で行うため、仮設作業時の安全確保が課題となります。
このため墜落事故を未然に防ぐ、安全な足場仮設工法の開発に取り組んでいます。

新しい吊り足場工法の開発

足場材を空中作業で組立てていく従来工法に対し、既設足場上からの作業で順次足場を仮設していくことが可能となる足場工法の開発を進めています。FRP材を足場材に使用することで、軽量で、絶縁性を有する足場工法の実現を目指しています。

FRPパネル足場の施工性試験(特許第7325048号)
FRPパイプ足場の張出し施工試験

品質の向上

品質向上のための研鑽を続けています。

品質向上の取組み

橋りょうの適切な塗膜管理技術の
向上を目指して

橋りょうの塗替塗装では、既存塗膜の劣化状態や被塗面の状態を適切に把握し、劣化状態や環境条件に適した塗替塗装の仕様を選定することが重要です。当社では、専門技術者による塗膜健全度の調査を行い、施主への技術提案を行っています。また、これら多くの調査解析事例を維持管理に役立て頂くため、施主及び鋼橋メンテナンスの専門会社との勉強会を開催しています。

塗膜の健全度調査(プルオフ&クロスカット付着性試験)
鋼鉄道橋メンテナンス勉強会
塩分調査(表面塩分計による付着塩分量調査)
膜厚調査(カット式膜厚計による塗膜厚及び塗膜履歴調査)
板厚調査(超音波厚さ計による板厚調査)

塗装技術研究会

塗装技術に関する技術開発や足場資機材開発の成果発表、技術課題、最新技術情報、特殊施工法等に関する社内審議及び意見交換の場として、毎月1回塗装技術研究会を開催しています。

塗装技術・補修技術の向上訓練

社員の塗替塗装に関する知識・施⼯技術の習得のため、撤去された実橋りょうを⽤いて、教育訓練を実施しています。また実際の施⼯現場において、塗装の品質管理や補修技術に関するベテラン技術者による若⼿社員のOJT教育を実施しています。

塗替塗装技術

お客さまの期待と信頼に応えるため、品質向上に向けて塗替塗装技術の開発に挑戦しています。

素地調整工法の開発

ケレン工具の開発

鋼部材の接合に⽤いられる リベットや六角ボルトは、従来のケレン工具で塗膜や錆を落とすことが難しく、塗り替え塗膜の弱点になりやすいという問題があります。当社では、リベットのケレンに適したリベットシェーバーおよびボルト頭のケレンに適したケレンマイスターを開発し、鋼部材接合部分の塗替塗装の信頼性の向上を図っています。

リベットシェーバー
ケレンマイスター

塩害環境下の橋りょうの素地調整工法の開発

従来の素地調整方法では、著しく腐食した錆を完全に除去することは極めて困難であり、海浜部の鋼橋りょうでは、錆中に残存する塩分の影響により塗り替え後早期に再腐食することが課題となっています。海浜部橋りょうの素地調整工法に対しては錆、塩分の除去効果が高いブラスト工法、ウォータージェット工法等を試験的に適用し、塩害環境における橋りょうの塗り替え塗装の延命化を図る工法開発に取り組んでいます。

バキュームブラスト
ウォータージェット

塗膜剥離剤施工

近年の都市部での塗替塗装工事では、塗膜除去時に発生する騒音や粉じんによる作業場やその周辺の環境影響が課題となっています。塗膜剥離剤による塗膜除去工法は、既存塗膜を化学薬品で膨潤・軟化させ、スクレーパーなどで塗膜をすき取るもので、騒音が無く、粉じんのでない工法です。当社では、塗膜剥離剤メーカーと共に、各種の試験施工や実橋の施工を通じて、橋りょう塗膜除去に有効な剥離剤の開発と、適切な施工条件の把握を行っています。

新たな塗装技術

今後の塗替塗装の環境変化などに対応できるよう、塗替塗装の効率化・省⼒化、自動化など新たな塗替塗装技術の開発に取組んでいます。

塗料の⾶散を抑制したスプレー塗装⼯法

補修技術

当社では、これまで、 塗装工事の実施により、 社会インフラの維持管理に貢献してきました。
今日では、塗装に加えて、 鋼桁やコンクリート床板、 高欄などの補修まで一連のメンテナンスに対応できる企業として、
塗装工事で橋りょう全面に架設する足場を活かして補修工事を行い、 効率的なメンテナンスを提供しています。

鋼橋支点部の当板補強
鋼橋支点部のシュー座修繕
コンクリート修繕の付着強度試験
こ線橋の防護さく取替え

磨き抜いたのは技術力だけではない、

より高いステージへの挑戦を続けます。

現場は緊張と時間との戦いが続きます。橋りょうメンテナンスの仕事はさまざまなレジリエンスが求められ、そのために高い資質が必要です。そして、時代や社会の進化はさらにメンテナンス技術にも多様な要請をしてくるにちがいありません。

しかし、私たちはそれらに挑む精神力と想像力を持っています。先端の工法や技術力を駆使できるのは磨かれた人間の知恵と精神性、私たちJ-BISメンテナンスはウィル(will/意志力)とスキル(skill)で導く創造力を継承してきました。
それは、酸素と水素が化学反応してかけがいのない水という物質を産み出すように、精神力と技術力の化学反応でかけがいのない夢づくりに挑むものです。

施工事例

当社がこれまでに施工した事例をご紹介します。

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