溶融亜鉛スズ合金めっきを施した
専用ジョイント・専用ベースは
キズが付いてもサビが発生しにくい
KSGめっき仕様
コンポーズパイプ同士を接続する際は、専用ジョイントにコンポーズパイプを差し込み、クランプにて結着します。
また、専用ベースはコンポーズパイプを挿入し、ジョイント同様クランプにて結着します。
金めっきを施しており、亜鉛による犠牲防食作用があるので、めっき皮膜がキズ付いてもサビが発生しにくくなっています。
FRP専用ジョイントを使用する際の注意点
FRPコンポーズパイプ同士を接続する際は、ジョイントに印字されている「上側」(※写真左)を上にしてご使用ください。
また、ジョイント部は曲げ強度が劣るため、支点(部材の交点または吊り点等)近傍でご使用ください。
コンポーズパイプを建地として設置する場合は
専用ベースにコンポーズパイプを挿入し、
専用ジョイント同様にクランプにて結着します。
※製品重量
φ49.2専用ベース:1.0㎏
□60専用ベース:1.2㎏
FRP専用ベースを使用する際の注意点
足場の脚部には、足場の滑動または沈下を防止するため、ベース金具を用い、かつ敷板、敷角等を用い、根がらみを設ける等ようお願いします。
取り扱いやすく、
絶縁性と高強度性に優れたポリアリレート繊維を
特殊加工したストレートタックによる
長さ調整が可能な絶縁吊りロープ
従来から足場の吊材としてチェーンが広く使用されておりましたが、感電事故や軌道短絡事故の大きな原因の一つになっていました。
当社では、取扱い易く、絶縁性と高強度性に優れたポリアリレート繊維を特殊加工したストレートタックによる長さ調整が可能な絶縁吊りロープを開発、FRPコンポーズパイプとほぼ同時に実用化しております。
高強度のベクトラン繊維を使用したロープですので、
一般的なナイロン、クレモナロープ等の繊維ロープと異なり、
強度・耐候性・耐摩耗性・電気絶縁性に優れています。
また、従来の足場用吊りチェーンと比べ、雨による腐食の心配がありません。
特殊な工具なしで簡単に長さ調節もでき、
ご要望に応じて使い易い形状の設計や製作をいたします。
※公的機関の試験により、強度や耐電性を確認しています
荷重が作用した際にロープが伸びることはないか?
A型(許容荷重3.14kN)、O型(許容荷重4.90kN)の伸び量はともに1mあたり40mm程度(長さに対して4%程度)です。ただし、荷重が除荷されると若干元に戻ります。
厳密に足場の高さを確保しなければならない場合は、足場の組み立ての際に使用時の荷重に対する伸び量を予め想定してロープの長さを調整するようお願い致します。
電気絶縁性は雨が降っていても絶縁が保証されるか?
当ロープは降雨などで含水した場合は、水分を介して著しく絶縁性能が低下する恐れがあります。
フックの部分をターンバックルに変更は可能か?
フックの部分は変更可能ですが、フック部の耐力が変わってしまいますのでご注意ください。
また、特殊な品となりますので別途加工代が発生致します。
当製品は、リース商品ではございません。