横浜市内の市街地及び住宅街に立地する送電線鉄塔、計15基の塗装工事でした。
全ての工事に当てはまりますが、墜落事故や感電事故が起こらないようにすることが常に求められます。
今回は特に、現場が住宅地なので鉄塔の真下に建物があり、落下物を防ぐよう細心の注意を払う必要がありました。
具体的な対策として、使用する工具類にはコードを付け、高所で長尺物を扱う際は一時的にロープを巻いて作業する等、
実施しました。
他にも、安全対策としては、鉄塔敷地に接する公道は道幅が狭いところもあり、トラックを使用した資材の搬入・搬出は
第三者との接触災害が想定されました。そのため、通行量の多い平日朝夕の時間帯を避けたうえで、誘導員を配置して
行いました。
また、鉄塔と一般家庭の住居が数メートルしか離れていない箇所では、騒音問題等でのトラブル防止のため、事前に対面で
工事の説明を行って近隣の方々の意向に沿って作業時間を制限したり、隣接公道を含めて現場付近の清掃活動を増やしたり、
工事にご理解をいただけるようイメージの向上に努めました。